ビッグバンドで地域とともに
半世紀の音色響く
古野電気軽音楽部

西宮市に本社を置く船舶用電子機器総合メーカーの古野電気。軽音楽部(K—on)は、1968年の創部 から半世紀を超える老舗の企業クラブだ。

10月に阪急西宮ガーデンズで演奏した古野電気の軽音楽部 (K-on)の皆さん

「創部当時は企業で吹奏楽部を作るのが定番だった時代。クラシックやポップスなどを演奏していたんで す」と部長の徳山浩三さん。工場移転などで部員数が減った時期もあったが、2000年からはビッグバンドスタイルで、地元イベントなどに積極的に参加している。

現在の部員数は約20人。創部時からのメンバーを含め、年代は23~80歳と幅広い。「月2回、仕事の後に皆で集まるほか、平日夜に会議室で一人練習してもいい。ストレス解消になりますし、仕事と趣味のワー クライフバランスが本当に充実しますね」

10月には、海を好きになってもらおうと同社が展開する「FURUNO海を未来にプロジェクト」のイベントの一環で、阪急西宮ガーデンズで演奏し、買い物客らを楽しませた。徳山さんは「ジャズは型にはまらないのが魅力なので、全員が即興できるバンドを目指しています。いつか地元の子どもたちを指導したり、一緒に演奏したいですね」と話している。

 




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